知っトク!クレカまるわかり

日本のクレジットカードは遅れている?

2018/03/16

日本クレジット協会が2月28日に発表した「クレジットカードの不正利用防止対策とIC化の取組み状況について」によると、日本のクレジットカードのIC化は2017年の年末時点で77.3%だそうです。

IC化というのはクレジットカードを「ICチップ付き」にするということ。これによりカードの偽造が難しくなるほか、対応端末では決済時に暗証番号の入力を求められるため、安全性がより高くなります。

同協会が別に発表した資料によれば、2012年にいったん68.1億円まで減少したクレジット不正被害額は2016年には142.0億円に、さらに2017年はこの時点で判明している1月~9月までの合計だけで前年を上回る176.8億円にものぼるなど、再び増加してきています。

クレジットカード不正利用は「偽造カードによる被害」と「カード番号の盗用」に分かれますが、以前はこの両者の数字が近かったのに対し、直近の2017年1月~9月は前述176.8億円のうち「カード番号の盗用」が130.3億円。実に73%を占めています。

この原因としてはクレジットカードのIC化が進んだことによって「偽造が難しくなった」ことが考えられます。ただしカードにカード番号が記載されていることに変わりはなく、実際問題としてカード番号の盗用被害は増えているわけです。

問題はカードだけではない

番号を盗用されないために前回ご紹介した「ロック機能付きクレジットカード」なども登場したわけですが、日本の場合はカードだけでなく「お店にある端末」も問題です。

こんなニュースがあります。「マレーシア人が偽造クレジットカードを日本に持ち込み、高級ブランド品を不正に爆買いする事件が相次いでいる」

クレジットカード不正利用犯罪の手口としては「古い」はずの「偽造カード」がなぜ日本へ大量に持ち込まれて使われるのか。それは「お店の端末が古い」からです。

カードのIC化が進んでいる海外ではお店の端末も「ICチップ式」。つまり決済時にに4ケタの暗証番号を入れます。しかし日本の商業施設の多くはいまだに古い「磁気式」であるため、ICチップのない旧型の偽造クレジットカードが使えてしまうのです。

冒頭でご紹介したように、日本のクレジットカードのIC化率は77.3%。しかし経済産業省によれば2016年12月~2017年2月の国内IC式決済率はわずか17%に過ぎず、欧州の99%とはかなり大きな差があります。

経済産業省やカード会社では東京五輪前の2020年3月までにIC式決済率を100%にするという目標を設定しています。わたしたちも安全性が高まることは大賛成ですから、あと2年で100%を達成して欲しいですね。

お得な限定キャンペーン情報

クレジットカード絞り込み検索

こだわり

年会費

国際ブランド

電子マネー

カードの種類

キーワード

カード名・カード会社など

性別・年齢 年齢:
職業・年収 年収:万円

注目の特集

全ての特集をみる

チェックしたカード

全て削除