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「指紋認証」するクレジットカードが登場

2018/05/25

先月18日、凸版印刷が「日本初の指紋認証対応クレジットカード」の製造および販売を開始したと発表しました。

凸版印刷がフランスの企業と共同開発したのはICカードの券面に指紋センサーを搭載したもの。このカードで決済する際には4ケタのPINコード(暗証番号)を入力する代わりに、登録した指で指紋センサーに触れれば決済が完了します。

現在、実証実験としてJCBがこのカードを社員向けに発行。実際の店舗で決済を行い、利便性や実用性の検証をしています。

すでにあったカードの指紋認証実験

実は指紋認証クレジットカードについてはマスターカードが2014年から南アフリカで実験を開始したというニュースがすでにありました。しばらく続報がなかったあと「2017年末には世界で導入予定」とのニュースが入ってきましたが、いまのところ導入については確認できません。

また別に「東芝が開発した指紋認証センサーを備えた次世代ICカードが2018年にアメリカの大手クレジットカード会社などで採用される予定」との報道も。しかし、東芝はカードの開発については認めたものの「同カードの採用・販売計画・販売価格等について決定した事実はありません」とコメントしています。

そんな中、凸版印刷のカードを使ったJCBによる実験は現在進行形です。

ロック付きとの違い

3月のこのコーナーでは三井住友カードの「ロック機能付きのクレジットカード」をご紹介しました。こちらのカードは「電源ボタンを押したあと、4ケタ~8ケタの暗証番号(決済時に入力する4ケタの暗証番号とは別)を入力すると磁気ストライプとICチップが起動する」という仕組みでした。

カード起動時の暗証番号と決済時の暗証番号という二重のセキュリティなので組み合わせは無数に近いほどありますが、ケタの決まった数字である以上「組み合わせは有限」であるのも確か。もし盗まれても絶対に不正利用されない、という保証はありません。

それに対して指紋は一致する確率が1兆分の1と言われています。もしその通りなら「この地球上に同じ指紋は存在しない」ことになるため、暗証番号に比べて安全度は高くなります。さらにすでに触れたように「PINコード(暗証番号)の入力が不要」なので利用者の手間も減ります。

2020東京五輪に向けて

日本では2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて「訪日外国人が決済しやすい環境」を整えるべく「ICカード対応の決済端末」の普及を進めています。

「ICカード対応の決済端末」でICチップ付きのクレジットカードを使うとPINコード(暗証番号)の入力を求められるため「盗難などによる不正利用」はほぼ防止できることになります。

暗証番号の代わりに指紋認証をする新カードもしかり。しかしお店にあるのが「暗証番号なしで決済できる古い端末」だった場合、ICチップ付きカードだろうが指紋認証カードだろうが「なりすましができる」可能性は残ってしまいます。

そこをクリアできれば、クレジットカードを使わない人の理由として常にトップにいる「盗難などによる不正利用が怖い」という不安も払しょくできるわけです。このあたりは国策として「IC対応端末の普及」を啓蒙している政府に期待しましょう。

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