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「決済機能のある身分証明書」が誕生!

2014/09/12

日本で「身分証明書」と言えば真っ先に挙げられるのが「運転免許証」、ついで「健康保険証」「住民票」といったところでしょう。でも顔写真のついていない保険証や住民票の場合「確かに本人です」ということを完全には証明できない気がします。運転免許証だって顔写真も含めて偽造される可能性がないとは言えません。

それに対して海外で普及の進んでいる制度が「生体認証型の身分証明カード」です。「生体認証」というのはその人の身体的特徴などを使って個人を特定する技術。日本でも身近なところでは一部のATMやスマホなどで指紋や指静脈による生体認証技術が使われています。身分証明カードにこの技術を取り入れることで「本人であることの確かさ」は相当高まることになります。

何重ものセキュリティーだからこそ多機能に

生体認証型の身分証明カードはインドですでに導入されており、マレーシアやインドネシアでも導入の方向で制度が進められています。そして先月末からアフリカのナイジェリアでも導入が開始され、ジョナサン大統領が最初の「国民電子IDカード」を受け取りました。

英国BBCの報道によれば、ナイジェリアでは選挙で投票を希望する国民は全員2019年までにこのカードを持つことが義務付けられ、近い将来1,300万人の全国民に発行されることになっているそうです。

このカードを持つために「顔写真」「両手の指10本の指紋」「虹彩(瞳孔の外側のドーナツ状の部分)」を登録します。二重三重の生体認証を重ねることで「本人であることの確かさ」は100%に近づくので、このカード1枚に運転免許証、有権者証明、健康保険証、納税情報、年金納付状況なども統合しようという試みです。

国民IDカードで支払いもできる!

さらにすごいのが、このカードで「支払いもできる」ということ。MasterCardとの提携により、この国民IDカードを使ってナイジェリアの地元銀行とMasterCard社が支援する「プリペイド式の金融サービス」を利用できるというのです。

ナイジェリアでは銀行インフラが整っていないためむしろこのようなプリペイド式のサービスが適しているそうですが、先進国では国民のID情報と民間会社の金融サービスを統合することはなかなか難しいでしょうね。でも「生体認証の進歩と普及」が電子決済をより安全なものにすることは確かです。

「身分証明書やカードを何枚も持ち歩くのはいやだ」とか「公的な書類っていちいち住所を書いてハンコを押すのが面倒」と思っている人にとって、生体認証と身分証明や公的手続き、そして電子決済の関係は今後も注目すべきものになりそうですね。

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