知っトク!クレカまるわかり

ETCが義務化されたら、どうなる?

2015/03/13

少し前になりますが、「国交省が自動車へのETC義務化を検討中」というニュースが入ってきました。ETCカードは必ずクレジットカードに紐付けられていますから、もし義務化が実施された場合、どのような影響があるかを考えてみたいと思います。

国交省傘下、社会資本整備審議会の国土幹線道路部会がこの夏にもETC義務化を含めた基本方針を公表すると見られています。既に公表されている素案の中で強調されているのが「ETC2.0を普及させる必要性」について。

ただのETCではない「ETC2.0」という言葉に聞き覚えがない方もいらっしゃると思いますが、実はこのサービス、一部はもう2011年から運用されています。

具体的には

  • これまで「ITSスポットサービス」と呼ばれていた、渋滞回避支援や安全運転支援、災害時の支援のための情報サービス(すでに運用中)
  • 「ETC2.0対応車載器・カーナビ」を利用することによる、商用車の運行管理支援。渋滞を避ける経路を走行したドライバーの優遇措置など、カーナビと連動した経路情報サービス(導入予定)
  • 民間駐車場決済(こちらは導入済み)、ドライブスルー決済など、民間サービスとの融合

を提供しようというもので、全国の高速道路本線上やサービスエリアに約1,600箇所、都市間高速道路ではJCT(約90箇所)の手前などおおむね10~15kmおきに設置されている「ITSスポット」と「ETC2.0対応車載器・カーナビ」間の双方向通信によって、快適な高速道路走行とスマートな決済がETCカードだけで済む、しかも搭載しているクルマだけが受けられる優遇がある、というサービスです。

ETC搭載が義務化されると?

現在、ETCの利用率は9割に達していると言われています。ただしクルマの保有台数ベースで言うと普及率は6割ほど。さらにETC2.0を利用している人に至ってはかなり少ないと考えられます。

みなさんご存知のように、ETCカードはクレジットカードに紐付けられており、実際の決済はクレジットカード上で行われます。単に高速道路料金だけに利用される普通のETCから一歩進んで「ETC2.0が全車両に義務化」されるとなると、考えられるサービスは

  • 高速道路を使わない人もいるので、ETC2.0対応車載器・カーナビを搭載する負担に見合うだけのサービスが提供されるようになる。
  • 高速道路周辺はもちろん、高速道路から離れていてもドライブスルー店舗や駐車場、道の駅など「クルマで行くところ全部」で割引などの優待企画が用意される。しかも近くにいるクルマに向けて直接インフォーメーションが届く。
  • ETC2.0対応の車載器・カーナビの普及を促すために「補助金」が再び導入される。
  • クレジットカード会社で、ETCカードが発行したくなるようなキャンペーンなどが展開される。
  • 義務化の前段階として、高速道路料金でもETC利用による優遇が一時的に強化される。

などなど。国を挙げての支援や各クレジットカード会社、そして「クルマで行けるあらゆる商業施設」を巻き込んだ優待特典が展開される可能性があるわけです。また「ETC2.0対応カーナビ」の販売競争もかなり激化するのではないでしょうか。

高速道路をよく使う方はもちろん、使わないのでETCは持っていない・持っているけど使っていないという方も、ETC2.0から目が離せなくなるかも知れませんね!

クレジットカード絞り込み検索

こだわり

年会費

国際ブランド

電子マネー

カードの種類

キーワード

カード名・カード会社など

性別・年齢 年齢:
職業・年収 年収:万円

注目の特集

全ての特集をみる

チェックしたカード

全て削除